2012年3月19日月曜日

大阪市:「原発全廃を」 関電株主総会で提案へ

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● NHKニュース



NHKニュース 2012年3月19日 6時21分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120319/k10013812091000.html

大阪市 関電に原発の廃止を提案へ

 関西電力の筆頭株主になっている大阪市は、ことし6月に予定されている関西電力の株主総会に向けて、原子力発電所の速やかな廃止を求めることなどを柱とする株主提案の骨子をまとめました。
 大阪市は関西電力の株式のおよそ9%を保有する筆頭株主で、18日夜に開かれた大阪府と大阪市の「府市統合本部」の会合で、関西電力に対する株主提案の骨子をまとめました。
 今回の骨子には、可能なかぎり速やかなすべての原発の廃止や、再生可能エネルギーの大規模な導入、それに送電部門の別会社化や、役員と従業員の削減などが盛り込まれています。
 大阪市では、ことし6月に予定されている関西電力の株主総会で、この株主提案を行う方針です。
 大阪市の橋下市長は「脱原発依存」を掲げていて、同じく関西電力の株主になっている京都市と神戸市にも連携を呼びかけています。
 大阪府と大阪市の特別顧問を務める古賀茂明氏は、
 「原子力発電についてタブーなく議論することが大阪をきっかけに全国に広まっていけばいい」
と話しています。




毎日新聞 2012年3月19日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120319ddm001010117000c.html

大阪市:「原発全廃を」 関電株主総会で提案へ

 大阪府と大阪市の「エネルギー戦略会議」が18日、大阪市役所で開かれ、大阪市が今年6月ごろの関西電力の株主総会で提出する株主提案の骨子を固めた。
 「可及的速やかに全ての原発を廃止する」
ことや、原発を推進してきた「電気事業連合会」(東京都千代田区、電事連)からの脱退などが柱。
 市は来月上旬に株主提案の内容を正式決定する。

 関電への株主提案は、橋下徹市長が市長選の公約で掲げ、脱原発依存や発送電分離を求める考えを表明していた。
 今回判明した骨子では、
 「原発保有が株主価値を毀損(きそん)する」
として、全原発の廃止にまで踏み込み、経済界に波紋を広げそうだ。

 この日は、府と市の特別顧問や特別参与らが議論。
 一部の特別参与からは
 「脱原発を目指すとはっきりさせた方がいい」
と廃止の時期を明示すべきだとの指摘も出た。
 電事連からの脱退については、
 「原発をはじめとした国民全体の不信感を払拭(ふっしょく)するために必要」
として盛り込む方針。

 骨子では原発について
 ▽立地地域の地震、津波に関する調査を実施し、安全対策を構築
 ▽使用済み核燃料の処理方法の確立
 ▽電力需給状況を厳密に検討した上で、需要が供給能力を上回る場合のみ最低限の稼働を検討と明記。
 経営体質強化の観点から政治家への寄付やパーティー券購入など不要コスト削減も盛り込んだ。
 こうした内容について株主総会で定款変更を求める。

 市は、関電の発行済み株式の約9%を持つ筆頭株主だが、定款を変更する場合には株主総会で3分の2以上の賛同を得ることが必要。
 市は今後、関電株を保有する神戸市や京都市にも協力を要請し、他の株主へも支持を訴える。関電は
 「内容を承知していないので、コメントは差し控える」
としている。




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